冷え性におすすめのシナモンを加えるときのコツ10選|効果的な理由とは? - 《公式》alpoca(アルポカ)
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冷え性におすすめのシナモンを加えるときのコツ10選|効果的な理由とは?

     

シナモンとはどんな食材?

甘い香りが人気の香辛料シナモンは、クスノキ科ニッケイ属の樹皮から採取される香辛料です。

シナモンの樹皮をはぎ取り乾燥させたものがシナモンスティック、粉末にしたものがシナモンパウダーです。シナモンの葉もお茶にしたり、ハーブのように料理に使ったり、樹皮とは違った甘く爽やかな香りが好まれています。

シナモンはパンやスイーツ、肉料理、煮込み料理など様々な料理に使える香辛料として世界中で親しまれています。

シナモンの種類2つ

シナモンと一言で言っても、実はシナモンと呼ばれているものの中には複数の種類があり、採取される木の種類が違います。

主な種類はスリランカが原産のセイロンシナモン(セイロンニッケイ)と中国原産のカシア(シナニッケイ)があります。

ここでは、それぞれのシナモンについてご紹介します。

1.セイロンシナモン

スリランカが原産のセイロンシナモンは、学名から真のシナモンとも呼ばれます。クスノキ科セイロンニッケイを原料とし、高さ10メートルほどにもなる木の樹皮をはぎ取り乾燥させたものです。

世界全体のシナモン生産量の約8%を占めており、甘く上品で繊細な香りが特徴の高級品と言われています。

セイロンシナモンはカシアに比べ薄い色をしており、樹脂のコルク層を採って数枚重ねているため薄く幾重にも巻かれています。甘さの中にスパイシーさを感じさせるセイロンシナモンはお菓子やフルーツのコンポート、お茶などと相性が良いです。

2.カシア

中国が原産のカシアは濃厚で甘く、スパイシーな香りが特徴です。カシアはセイロンシナモンの近縁種から作られています。濃い目の茶色をしており、セイロンシナモンと違ってコルク層を採らずに丸めています。

カシアは強いスパイシーな香りが特徴なので匂いが強いものと相性が良いです。肉料理やカレーの隠し味、マリネなどに使われます。デザート類ではチョコレートと合わせるとスパイシーさがよく合います。

シナモンが冷え性に効果的な理由2つ

シナモンはお菓子作りやスパイスとして利用されるだけでなく、漢方では桂皮として知られており、冷え性改善の効果があると言われています。

ここではシナモンが冷え性に効果的と言われる理由を2つご紹介します。

1.毛細血管の減少を抑えるため

毛細血管は細胞に栄養を届けるだけでなく、血液を体の末端まで届ける役割を果たします。そのため、毛細血管が減少すると血液が体の末端に届かなくなり手足などに冷えを感じるようになります。

シナモンに含まれるシンナムアルデヒドには毛細血管を修復するとともに毛細血管の減少を抑える効果が期待できるため、冷え性を予防・改善の効果があると言われています。

2.体の内側を温める作用がある

シナモンは生姜よりも体を温める効果が高いと言われる温活食材です。生姜は生のままだと体を冷やしてしまったり、体の表面だけを温める作用しかありません。

これに対しシナモンは体の内側を温める作用があると言われており、体の表面だけでなく内臓も温めてくれる効果があると言われています。

さらにシナモンの香りにはリラックス効果もあり、血行を良くする作用も期待できます。

シナモンの冷え性以外への効果4つ

健康に役立つ効能があると言われるシナモンは薬効の幅が広く、様々な生薬と組み合わせて漢方薬としても利用され、冷え性以外にも様々な効果が期待されます。

ここでは冷え性以外に期待できる効果を4つご紹介します。

冷え性以外への効果1:シミ・シワを防ぐ

シミやシワは毛細血管の減少に関係しています。体に栄養を運ぶ毛細血管が減少したり脆くなったりすると、細胞に栄養が届かなくなり肌細胞の働きが低下します。肌細胞の働きが低下すると皮膚や体の老化が進み、シミやシワができやすくなってしまうのです。

シナモンに含まれる成分には脆くなった毛細血管を修復して血流を改善し、シミやシワの改善や予防に役立つ効果が期待できると言われています。

冷え性以外への効果2:抜け毛を予防する

抜け毛、薄毛などのトラブルにも毛細血管が関係しています。頭皮には毛細血管が多いため、毛細血管が減少したり脆くなったりして栄養が行き届かなくなると、髪にも栄養が届かなくなります。

栄養が行き届かなくなると髪の毛は弱って抜け毛が多くなります。シナモンには脆くなった毛細血管を修復し血行を改善する効果が期待されるため、髪に栄養が行き届き抜け毛の予防に役立つと言われています。

冷え性以外への効果3:むくみの予防と緩和

シナモンにはカリウムが含まれており、余計な水分や塩分の排出を促す効果があると言われています。

また、シナモンには発汗作用や老廃物の排出を促す効果もあると言われています。体内の余分な水分や老廃物が排出されやすくなるため、むくみを予防したり緩和する効果が期待できます。

冷え性以外への効果4:消化を促す

シナモン独特の甘く爽やかな香りは桂皮アルデヒドと呼ばれる成分で消化促進作用があると言われています。

桂皮アルデヒドは嗅覚を刺激して胃の働きを活発にすることで胃液の分泌を促し、消化を促進します。

このようにシナモンには、胃の働きを高める効果が期待できるので、消化不良のときなどにも役立つと言われています。

冷え性におすすめのシナモンを加えるときのコツ10選

体の内側を温める効果があると言われるシナモンは、体の表面だけでなく内臓から体を温めてくれます。

生姜よりも体を温める効果が高いと言われるシナモンは、独特の香りによるリラックス効果があり、血行を良くする効果も期待され冷え性の方におすすめです。

ここでは様々な飲み物や食べ物にシナモンを加えるときのコツをご紹介します。

シナモンを加えるときのコツ1:コーヒーと合わせる

シナモンには粉末タイプのものとスティックタイプのものがあります。それぞれのタイプ別にコーヒーに加えるときのコツをご紹介します。

まず粉末タイプのものは、カップに淹れたコーヒーにシナモンパウダーを振りかけてかき混ぜるだけです。振りかける分量はお好みですが、シナモンパウダーは溶けにくいため、かけすぎると粉っぽくなってしまうので注意しましょう。

スティックタイプのシナモンは、約2分の1本をカップの中に入れてカップにドリップパックをセットし、3~4回に分けてケトルで細くお湯を注いでいきます。そのまま1~2分待ってシナモンの香りを付けましょう。

ドリップパックがない場合はカップに淹れたコーヒーをかき混ぜたり、浸しておいて香りを抽出しても良いです。

シナモンを加えるときのコツ2:ココアと合わせる

シナモンとココアも相性がとても良いです。冷えた体を温めたい時や、寒い冬におすすめです。

シナモンとココアを合わせる場合、簡単な方法はティースプーンに山盛り3杯ほどのココアを160mlのお湯または温めた牛乳に溶かします。出来上がったココアの仕上げにシナモンパウダーをお好みで振りかけて混ぜるだけで出来上がりです。

お好みでホイップクリームなどを浮かべてもおいしくいただけます。

シナモンを加えるときのコツ3:フルーツと合わせる

シナモン独特の甘くてスパイシーな香りは様々なフルーツに合います。

そのままフルーツにシナモンを振って食べるのもよいですが、シナモンやフルーツと相性の良いヨーグルトも加えると、美容や腸にもよいのでおすすめです。

レシピはとても簡単で、器にヨーグルトを入れ、りんごやキウイ、黄桃などお好みのフルーツをのせてハチミツをかけ、最後にシナモンパウダーをお好みでかけましょう。

シナモンを加えるときのコツ4:ホットワインに加える

レモン3分の1個を輪切りにし、赤ワイン375ml、砂糖大さじ1と2分の1、シナモンスティック1本を鍋に入れて弱火にかけます。このときシナモンスティックは半分に折ると香りが出やすくなります。

沸騰直前に火を止め、30分程置いてワインに香りを付けたら、中に入っているレモンやシナモンを取り除きます。飲む前に弱火で温め直し、お好みで別途レモンやシナモンを添えます。

火を使って作るのが大変な場合は、電子レンジで温めたワインにシナモンパウダーと砂糖またはハチミツをお好みの量加えて混ぜるだけで簡単にシナモンを加えたホットワインが楽しめます。

シナモンを加えるときのコツ5:ホットミルクに加える

寒い冬は冷え性の方にとってつらい季節ですが、ホットミルクにシナモンを加えると簡単に作れて体が温まるのでおすすめです。

小鍋で牛乳と一緒にシナモンスティックを煮出し、最後にお好みでシナモンパウダーをかけるだけで簡単に作れます。

もっと簡単に作りたい場合は、マグカップに入れた牛乳をレンジで温め、シナモンパウダーを1~2振りしてかきまぜるだけで出来上がります。

どちらの場合も、黒砂糖やハチミツを加えると甘みでシナモンが引き立ちおいしいです。

シナモンを加えるときのコツ6:紅茶に加える

手軽に体を温められるホットドリンクとしてシナモンティーもあります。紅茶は茶葉を発酵させて作る発酵食品でシナモンと同様に体を温める作用があり、冷え性の方におすすめです。

ティーバッグで入れた紅茶にシナモンパウダーを1~2振りするだけで簡単にできます。スティックでかき混ぜて香りをつけても良いでしょう。

時間に余裕がある場合は小鍋でティーバッグと牛乳、シナモンスティックを入れて弱火で煮出してチャイにするのもおすすめです。

シナモンを加えるときのコツ7:甘みのある料理に使う

シナモンには減糖効果があると言われます。シナモンそのものに甘みはありませんが、シナモンの砂糖のように甘い芳香で甘みを強く感じるため、甘さを控えたレシピでも甘みを感じる仕上がりになります。

そのため甘みのある料理にシナモンを加えるのもおすすめです。かぼちゃのサラダに加えると砂糖なしでもシナモンがかぼちゃの甘みを引き立ててくれます。

シナモンを加えるときのコツ8:お菓子料理にプラス

シナモンの甘い香りはお菓子にとてもよく合います。シナモンを使ったお菓子といえばシナモンロールが有名ですが、ここではもっと簡単に作れるシナモンマシュマロクッキーをご紹介します。

アルミホイルの上に市販のクッキーを並べます。クッキーの上にマシュマロを乗せて、シナモンパウダーまたはシナモンシュガーをお好みの量かけます。トースターで焼き色がつくまで焼けば出来上がりです。

とても簡単ですが焼きたてのようなクッキーとふわふわのマシュマロにシナモンの香りがとてもよく合います。

シナモンを加えるときのコツ9:煮込み料理に使う

シナモンはスパイスを使った料理に加えると、辛さを強めるだけでなくほのかに甘い香りをアクセントにすることができます。

そのためシチューやカレーなどの煮込み料理に加えるのもおすすめです。煮込むときにシナモンスティックを加えるだけで、いつもと違う風味になります。

使いすぎると料理の味や香りを壊してしまうので、使う量には注意が必要です。シナモンの風味をしっかり出したい場合は、シナモンスティックを半分に折って煮込みましょう。

味付けのちょっとしたアクセントにしたい場合は最後にシナモンパウダーをお好みの量振りかけると良いでしょう。

シナモンを加えるときのコツ10:下味付けや匂い消しに使う

シナモンはお菓子や飲み物だけでなく、お肉などの下味付けや臭い消しにも使うことができます。

シナモンは牛肉や豚肉、鶏肉などお肉との相性も良いです。お肉の下味付けにシナモンパウダーを使うと、ハーブの香りがお肉の味を引き立ててくれます。

また、サンマやイワシなどの青背の魚を煮付けるときに、シナモンを一緒に煮込むことで臭み消しの働きをしてくれるのでこちらもおすすめです。

シナモンで効果的な冷え性対策を!

シナモンは毛細血管の減少を抑えたり、体を内側から温める作用があり、冷え性対策にとても有効なスパイスです。

さらに冷え性だけでなく、むくみや消化不良の緩和など嬉しい効果がたくさんあります。いつもの料理や飲み物にシナモンを加えるだけでもスパイスが効いて違った味わいを楽しめます。

温かい飲み物や料理に上手く取り入れて、おいしく、効果的に冷え性対策をしてみて下さい。

     
記事監修

イシハラクリニック副院長 医師 石原 新菜(イシハラ ニイナ)


医学生時代に父の石原結實とともにメキシコ、ミュンヘン、イギリスを視察し、自然医学の基礎を養う。
現在は、クリニックでの診療の傍ら、執筆活動、講演なども行う。「ホンマでっか!?TV」「ヒルナンデス!」など人気テレビ番組にも多数出演。 著書に13万部を超えるベストセラーとなった「病気にならない蒸しショウガ健康法」(アスコム)他、約40冊がある。

石原新菜 オフィシャルサイト

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