腰痛の原因とは?
腰痛の原因には病気の他に、背骨のゆがみや姿勢の悪さ、同じ姿勢を続けたことや寒さ、心因性のストレスなどがあります。
何かの病気で腰痛が起こっている場合は、その病気を治療しないとなかなか治らないでしょう。しかし姿勢の悪さやストレス、寒さから腰痛が起こっている場合は、ある程度自分で対処することが可能です。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法7選
冬になると腰痛がでてくるという方、腰痛が酷くなるという方は、寒さが腰痛の原因になっている可能性があります。寒さが原因の腰痛の場合は、腰痛を防ぐ方法が7つありますので紹介します。
寒さで腰痛になっている場合は、原因がある程度はっきりしています。つまりその原因を取り除くことができれば、腰痛になることがなくなるか、痛みが楽になる可能性があるでしょう。ぜひ、こちらの対処方法を試してみましょう。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法1:腹巻きをする
腰痛の原因が寒さならば、腰が冷えることで腰痛が起こっていると考えられるため、腹巻きをして冷えを防ぐことが腰痛改善になります。
腹巻きというとあまり良いイメージはないかもしれませんが、お腹を冷やさない・腰を冷やさないのでとくに寒い時期には有効なアイテムです。最近ではお洒落な腹巻きも発売されていますし、磁気で血行を良くしたりヒーター内臓の腹巻きもあったりするのでかなり温かくなります。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法2:しっかり保温をする
寒さで腰痛にならないよう、腰が冷えないように衣服でしっかりと保温をすることも大切です。冬場の服装では、保温を心掛けましょう。
女性は冬場でもスカートをはくことがありますが、それだけでは保温が難しく腰が冷えてしまいます。スカートをはく時は厚いタイツやスパッツをはいてきちんと保温する、スカートをやめてパンツスタイルにすることなどで、衣服で腰を保温することが可能になります。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法3:食事を見直す
寒さが腰痛の原因になっている場合、食事内容を見直すことでも防げる場合があります。
腰痛を防ぐためにも、体を冷やさないように体を温める食品を摂るようにしましょう。具体的には、鶏肉やイワシ、ショウガやニラやニンニク、ネギなどの食品がおすすめです。これらを使った温かい料理を食べるとよいでしょう。
逆に、体を冷やす食品として大根やゴボウがあります。これらを避けることも大切です。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法4:湯船に浸かる
湯船に長くしっかり浸かることでも、寒さが原因の腰痛を防ぐことに繋がります。
お風呂はシャワーですませるという方が少なくありませんが、冬場にそれをしては余計に体を冷やしてしまいます。体が冷えると腰も冷えてしまうので、腰痛が酷くなってしまう可能性があります。
またぬるま湯に長時間つかる入浴法もかえって体が冷えやすいため、良くありません。
40℃~42℃の湯舟に約10分~15分浸かれば体を温められ、寒さ由来の腰痛を改善できるでしょう。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法5:ストレッチをする
寒さで腰痛が起こるのは寒さで冷えた腰の血行が滞ることが原因の1つと考えられるため、ストレッチをして血行を良くすることは有効な方法でしょう。
とくに、長く同じ姿勢でいるという人に有効な方法です。滞った血行を、ストレッチをしてほぐしていきましょう。おすすめのストレッチは膝を抱えるストレッチや腰のツイストストレッチなど、足腰を動かすストレッチです。気がついた時にストレッチするようにしましょう。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法6:腰を冷やさないように気をつける
寒さで腰痛にならないよう、腰を冷やさないように生活習慣を見直すことが大切です。体を冷やしやすい習慣は同じ姿勢を続けること、運動不足、水を飲み過ぎていることや体を冷やす食品を好んで食べる、お風呂はシャワーですませることなどです。
冬場でもストレッチや運動をしたり、水を飲み過ぎないようにしたりします。体を冷やす食品を朝に摂るのはあまりよくないので、朝は体を温める熱いスープにするとよいでしょう。
寒さが原因の腰痛を防ぐ方法7:カイロを使う
直接、ピンポイントで腰を温めるにはカイロを使うことが有効です。おすすめのカイロの場所は「命門(めいもん)」と呼ばれる、お腹のおへその反対側の腰の位置です。命門にカイロを貼れば、全身を温められます。
ただし、カイロを使う時は直接肌にカイロを近づけないようにしましょう。衣服の上から貼るカイロを貼ったり、ハンカチなどでカイロを包んでから使ったりして低温やけどしないようにしましょう。
寒さからくる腰痛を改善しよう!
冬になると腰が痛い、という人がいらっしゃいます。これは、冬の寒さにより腰が冷えて腰痛が発生していると考えられます。寒さが原因の場合は何がいけないのかはっきりしているため、腰を温めることで腰痛対策や腰痛予防になります。
寒さからくる腰痛を防ぐ方法を知って、腰痛を改善していきましょう。