入浴前よりも体は冷えている?|湯冷めを防止する方法6つ - 《公式》alpoca(アルポカ)
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入浴前よりも体は冷えている?|湯冷めを防止する方法6つ

     

湯冷めとは?

「湯冷め」とは、入浴後しばらくすると、湯船に浸かって温まったはずの体が急激に冷えたように感じることです。

入浴で体温を上げることによってリラックス効果が得られるため、心地よい睡眠を取ることができると言われていますが、時間が過ぎると入浴前よりも体温が下がりすぎてしまいます。

その結果、なかなか寝付けずに風邪を引きやすくなるなど、体調不良の原因にもなりかねないので。湯冷めには注意が必要です。

湯冷めをする原因

私たちは、普段から「湯冷め」という言葉を当たり前のように使っていますが、そもそも湯冷めとは、何が原因で起こる現象なのでしょうか。

結論から言うと、「湯冷め」の原因は、体温を調節するために体に備わっている機能が、入浴によって過剰に反応してしまうことです。

私たちの体は、入浴時に上がった体温を平常の状態に戻そうと発汗し、血管を広げるような働きをします。その結果、平常の状態を下回る体温まで低下させてしまうことが、湯冷めの原因とされています。

湯冷めを防止する方法6つ

大好きなお風呂も、冬の寒い時期には湯冷めのリスクがあることで、心から楽しめないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ここからは、湯冷めを防止する方法を6つご紹介します。

誰にでもできる簡単な方法ですので、普段から湯冷めに悩んでいる人や冷え性の人は、下記の方法を実践してみましょう。

湯冷めを防止する方法1:すぐに髪を乾かす

日頃からしておきたい湯冷めを防止する方法の1つ目は、入浴後はすぐに髪を乾かすようにすることです。

長髪の人にありがちなことですが、ドライヤーでもなかなか乾かないため、面倒になって長時間乾かさずに放置してしまうことがあります。

しかし、濡れた髪の毛は冷えるのが早く、冷えた髪の毛が体温を下げる部位の首元などに触れてしまうことで、急激に体を冷やしてしまいます。浴室から出たらすぐに髪を乾かすようにしましょう。

湯冷めを防止する方法2:お風呂で体を拭く

日頃からしておきたい湯冷めを防止する方法の2つ目は、濡れたままお風呂から出ずに、一度お風呂の中でも体を拭くことです。

体が濡れている状態で外の冷たい空気に触れてしまうと、一気に体温が奪われてしまうため、より湯冷めしやすくなります。

なるべく冷たい空気に触れないように、部屋の温度も適温に上げておくと、急激な体温低下を防ぐことができます。

湯冷めを防止する方法3:保湿をしっかりする

日頃からしておきたい湯冷めを防止する方法の3つ目は、入浴後にボディクリームやオイルなどで保湿を徹底することです。

気化熱も湯冷めの原因になると言われています。お肌の乾燥防止対策を徹底して体温を閉じ込めておくことで、急激な体温低下を防ぐことができるため、湯冷め対策としても効果的です。

湯冷めを防止する方法4:手元や足元に冷水をかける

日頃からしておきたい湯冷めを防止する方法の4つ目は、浴室から出る前に、手元や足元に少量の冷水をかけることです。

「温まった体に冷水をかける」というのは矛盾しているように思うでしょうが、これによって低下するのは表面体温だけで、湯冷め対策に重要な体内温度は維持されたままになります。必要以上の体温低下を防ぐ有効な方法です。

ただし、冷水をたくさんかけると逆効果になってしまうので、洗面器に少量の冷水を汲んでサッとかけるくらいがちょうどいいでしょう。

湯冷めを防止する方法5:温かい飲み物を飲む

日頃からしておきたい湯冷めを防止する方法の5つ目は、入浴後は温かい飲み物を飲むようにすることです。

お風呂上りは体に熱がこもっているため、どうしても冷たい飲み物をグイっと飲みたくなりますが、湯冷めの防止にはなりません。腸内環境を整えるためにも、常温以上の飲み物を飲みましょう。

なるべく温かい飲み物が理想ですが、苦手だという人は、代わりに常温の水などを飲むと良いでしょう。

湯冷めを防止する方法6:体温を落ち着かせる

日頃からしておきたい湯冷めを防止する方法の6つ目は、平常の体温に落ち着かせることです。

お風呂で温まった体を急激に冷やすと体温の過剰な低下を招くことになるので、バスタオルでしっかりと水分を吸収してからパジャマを着るようにしましょう。

また、すぐにパジャマを着なくても、体温が落ち着くまでバスローブなどで過ごすのも、たまには気分を変えるという意味でもおすすめです。

湯冷めを防止する方法を知ろう

本記事では、湯冷めの概要と原因、湯冷めを防止する方法をご紹介しました。

湯冷めは、日頃から誰でもできる方法を習慣化することによって防ぐことができます。今回ご紹介した方法を実践して、湯冷めと無縁の生活を手に入れましょう。

     

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