手の冷えの原因とは|手が冷たいときの対処方法8選 - 《公式》alpoca(アルポカ)
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手の冷えの原因とは|手が冷たいときの対処方法8選

     

手が冷たい原因とは?

寒くなってくると、「手が冷たい」と感じる人が多くなります。冷えがひどい場合、手先がしびれたり震えが止まらなかったりすることもあります。

手が冷たい原因は様々ありますが、主にストレスや血流の滞りなどがあげられます。これまで比較的女性に多いとされてきた冷え性ですが、最近は男性の冷え性も増えてきているようです。この記事では、そんな手が冷たいときの対策や温める方法を紹介します。

冷え性の種類

冷え性とは、手や足など体の一部が温まりにくく、慢性的に冷えている症状のことをいいます。冷え性にはいくつか種類があります。

夏冬関係なく常に寒さを感じる全身冷え性タイプ、自律神経の乱れからくるほてり冷え性タイプ、胃腸が弱かったり生理痛も強くなったりする内臓冷え性タイプ、そして手先や足先が冷える末端冷え性タイプなどがあげられます。

そのほかには、低血圧や妊娠出産によるホルモンバランスの乱れ、貧血なども冷え性の原因になると言われています。特に冬が近づき寒くなると、体の中心に体温を集めようとするため、末端である手先が冷たくなる傾向にあります。

手が冷たいときの対処方法8選

手が冷たい時は震えて力が入らない、手が動かしにくいなど日常生活に支障をきたすことがあります。極度に冷えが収まらない、いつも手が動かないくらい辛い、痺れがあるという場合は病気が隠れている場合もあるので早めの医療機関への受診をお勧めします。

また小さい子供の場合、対処方法が異なりますので注意してください。新生児のころは沐浴後にも手足が冷たいこともあります。体全体が冷えていなければ無理に厚着やミトンを付けないようにしましょう。

赤ちゃんは体温調節がうまくできず、脱水に繋がる可能性があるからです。夜はスリーパーなどを使用しましょう。

今回はデスクワークやおうち時間、通勤などで寒いと感じたらその場でできる対処法や体を暖める方法、日常で気を付ける点をいくつかご紹介します。

手が冷たいときの対処方法1:ツボを押す

指圧やお灸をすることで、冷え性が改善するツボがあります。代表的なツボは、手の親指と人差し指の間にある「虎口」(ここう)というツボです。

反対の手の親指と人差し指で虎口を挟み、力を入れながら指先の方に引っ張りましょう。「ちょっと痛いけど気持ちいい」くらいの力で、1か所につき10回ほど行います。

他には人差し指から小指のそれぞれの間の付け根にある「指間穴(しかんけつ)」というツボがあります。こちらも虎口と同じように力を入れて指圧します。

どれも自律神経を整えて、冷えを解消するツボです。デスクワークや休憩中に簡単にできるのも嬉しいポイントです。

手が冷たいときの対処方法2:湯船で温まる

忙しいとさっとシャワーでお風呂をすませてしまいがちですが、湯船にゆっくりつかることで体全体が温まります。

おすすめは、39度~40度くらいのぬるめのお湯に20分ほどじんわりと汗がでるくらい浸かる方法です。入浴後の水分補給も忘れずに行ってください。決して無理はせず、ご自分に合った時間で行うのが長続きするポイントです。

手が冷たいときの対処方法3:食生活を見直す

冷たい飲み物やアルコール類、食べ物も体を冷やす原因になります。食生活を見直し、体の中から温める食事をとることが大切です。

体を暖める食べ物といえば「生姜」があげられます。加熱することで燃焼効果が高まり血流を促進するので、生ではなくお味噌汁などに入れるとより効果が得られます。

また過度なダイエットなども、冷えの原因になります。体に必要な栄養をとることが、手が冷たい原因を根本から取り除くことにつながります。

手が冷たいときの対処方法4:手を組んで刺激する

マッサージによって手に刺激を与えることも、冷えに効果があるといえます。手の甲に反対側の手のひらを重ね、下の指の間に上の指を入れて組み刺激してみましょう。

また、両手で握手するように組んで揉むなど手を触ることで直接刺激を与え暖めます。お気に入りのハンドクリームなどを使っても良いでしょう。

手が冷たいときの対処方法5:適度にエクササイズをする

人間が生きていくために必要な最低限のエネルギーのことを「基礎代謝」といいます。筋肉量が少なく、基礎代謝が低いと体に熱が発生しにくくなります。日常に適度な運動を取り入れることで、冷えの予防と健康にもつながります。

筋トレやマラソン、ランニングなどの有酸素運動も積極的に行いたいものです。ハードルが高い場合は、まず通勤で一駅歩いてみたり寝る前にストレッチをしたりするなど日常に運動を取り入れることを意識して生活してみましょう。

手が冷たいときの対処方法6:白湯を飲んで温まる

白湯とは、一定時間水を沸騰させ飲める程度まで冷ました飲み物のことを言います。体温より少し熱いくらいを意識して、沸騰したお湯を冷ましましょう。

朝起きた際の水分補給としても、また前述したお風呂上がりの水分補給にも無駄な成分が入っていない白湯はおすすめです。白湯を飲むことで胃腸から温まり新陳代謝アップを促します。時間をかけてゆっくりと体の熱が上がるイメージを持ちながら飲んでみましょう。

手が冷たいときの対処方法7:グッズを使って温める

ホッカイロや手袋、ミトンなどで直接冷えた手を温める方法もあります。特にホッカイロは、おなかのあたりに貼ることで、体全体を温めるため手が冷えた場合も効果があるようです。冷えを強く感じる場合は貼るタイプと手に直接持つタイプを使い分けましょう。

ホッカイロを使用する際は低温やけどに注意が必要です。長時間同じ場所などで使用しないように気を付けましょう。

手が冷たいときの対処方法8:手の運動をする

手をグー、パーと交互に動かす運動を繰り返し行うことも効果的です。一見単純な運動ですが指がそるまで大きく開くなど動作を工夫したり、速さに緩急をつけたりすることで手先の血行促進につながります。

手を握って開くだけで、毛細血管を剌激しポンプのように血液を全身に巡らせることができます。通勤中や仕事中にもできる運動なため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

手の冷えを感じたら自分を温めてあげよう

手が冷えているときは、自分を温めてあげましょう。白湯を飲みながらリラックスするのも良いですね。
無理せず自分のペースで「温活」していきましょう♪

冷えには、規則正しい生活と工夫が必要になってきます。

辛い冷えが続くとき、ご自身に合った方法を見つけて試してみてましょう。

     

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