体が冷える原因とは?冷え性を改善する効果的な対策法を紹介 - 《公式》alpoca(アルポカ)
ページ
トップへ
体の冷え

体が冷える原因とは?冷え性を改善する効果的な対策法を紹介

     

手足が冷たい、お風呂を温かく感じない、服を着ても寒いなど、体の冷えに悩む女性はたくさんいます。どうすれば冷え性を改善できるのか、その具体的な方法がわからず、困っている方も多いでしょう。 この記事では、冷えに悩む女性のために、体が冷える原因や冷え性の効果的な対策法について解説します。冷えに悩んでいる方は参考にしてみてください。

体が冷える「冷え性」とは?

そもそも体が冷えるとは、どのような状態を示すのでしょうか。冷え性という言葉を知っていても、冷えるメカニズムまできちんと把握できている人は少ないでしょう。ここでは冷えの実態について解説します。

体内で熱が作れない

人間は生命活動を維持するために、体内で必要なエネルギーを作り出しています。これを基礎代謝といいますが、基礎代謝は1日のエネルギー消費の60~70%を占めています。基礎代謝が不足すると、体内で生み出せる熱も少なくなり、結果として体の冷えにつながってしまいます。

代謝を高めて体の中から熱を作れるようにすることで、冷えが改善されて、体全体が温まるようになります。

熱が全身に届かない

せっかく熱が作られても、全身に熱が行き届かなければ、体を温めることはできません。末梢の毛細血管まで温かい血液が流れず、血管が収縮して血液の流れが悪化すると、体が冷えてしまいます。 血液循環を改善して、体の隅々まで熱が行き届くようになれば、冷えも改善されます。

体内の熱が逃げやすい

体内の水分がうまく排出されないと、不要な水分がたまり、体が冷えやすくなってしまいます。汗をかく、排尿するといった機能が正常に作用しないと、体内の熱が逃げやすくなり、冷えやすくなります。

冷えを直すには、水分を排泄する機能を改善する必要があります。

冷え性の症状

一口に冷え性といっても、さまざまな症状があります。自分の症状がわかれば、冷え性を改善する効果的な方法もわかるため、自分がどの症状に当てはまるのかチェックしてみましょう。

手足など体の末端が冷える

手足やその先が冷えやすい症状は、過度な食事制限を行っている女性や、10〜20代の若い女性に多く見られる症状です。無理なダイエットをして食事量を極端に減らしたり、不規則な生活を送ったりしていると、熱を生み出すエネルギーが不足してしまい、体の末端まで血液が行き渡らなくなります。

厚着しても寒い

厚着しているのに冷えを感じる、お腹が冷えやすいという人は、30代以降の女性やぽっちゃり体型に多く見られる症状です。このケースは内臓が冷えているため、「隠れ冷え性」とも呼ばれています。手足や体の表面は温かいので、冷え性だと自覚していない人も大勢います。

足が冷たい

顔が火照っているのに足の冷えを感じるケースは、重度の冷え性です。上半身は火照って汗をかきやすくなるため冷え性だと気づきにくいですが、自律神経のバランスが乱れており、末端の冷えと内臓の冷えが進行したケースになります。

体が冷える原因は?

体の冷えには、日々の生活習慣が大きく関わっています。間違った習慣を続けていると、体の冷えはいつまで経っても改善しません。

体が冷える原因を正しく把握することで、対策もしやすくなります。

運動不足

運動不足だと基礎代謝が低下してしまい、血液の循環が悪くなります。筋肉量も低下するため、体内で熱を産生できなくなり、結果として体が冷えてしまうのです。

運動を行わず、食事制限のみの間違ったダイエットを続けていると、体内の筋肉量を減らしてしまい、冷えを招いてしまいます。

偏った食事をしている

ダイエットや偏食などで必要な栄養素を摂取できずにいると、血液がドロドロになり、循環が悪くなります。代謝に必要な糖質・脂質・タンパク質などの栄養素はもちろん、ビタミンやミネラルなどの代謝の働きを高める栄養素が欠けていると、体の冷えにつながってしまいます。

自律神経の乱れ

自律神経は代謝の働きや体温調節に深く関わっています。この自律神経が乱れると、体内での体温調節がうまくできなくなるとともに、代謝の働きが鈍り、冷えの原因となります。 過度なストレス、睡眠不足、生活リズムの乱れなどは、自律神経のバランスを崩してしまうため注意が必要です。

女性に体の冷えが多い理由

一年を通して体の冷えに悩んでいる女性は大勢います。男性に比べて女性に冷え性が多い最大の原因は、女性の体のつくり、そして女性特有の生活習慣にあります。

筋肉が少なく、脂肪が多い

もともと女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴があります。筋肉は体を動かすだけでなく、体内で熱を生み出す重要な役割を担っています。その筋肉が少ないということは、熱を生み出すことができず、体が温まりにくいということです。

結果として、冷えを招いてしまいます。

月経がある

女性のホルモンバランスは、月経とともに複雑に変化しています。ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れ、血行不良などの不調を招き、体が冷えやすくなります。

また、月経時に血液が減ることで、熱を伝える血液が体の末端まで届かなくなり、体の冷えにつながります。

体を冷やす生活をしている

現代女性が冷えを感じる原因の多くはライフスタイルにあります。タイトな洋服を着て体を締め付けている、寒い場所で薄着で過ごす、過度なストレスを抱えるなど、血液循環を滞らせる生活を続けていると、冷えやすい体になってしまいます。

体の冷えを対策するべき理由

体の冷えに対して何の対策もせずに、「仕方がない」と諦めている方も多いのではないでしょうか。冷えを放っておくと、体の不調を感じやすくなるだけでなく、病気に進んでしまうこともあるので注意が必要です。

免疫力が低下する

体の体温が1度下がると、免疫力が30%以上低下してしまいます。免疫力が低下すると、疲労を感じやすくなったり、風邪を引きやすくなったりするだけでなく、アレルギーなどを引き起こす可能性もあります。

体の不調を招きやすくなり、日常生活や仕事にも大きな影響が出てしまうため、事前の予防が必要です。

体に老廃物がたまりやすくなる

代謝が低下して血流が悪くなると、体に老廃物がたまりやすくなり、セルライトという脂肪の固まりになることもあります。体の冷えが肥満や生活習慣病の原因になることもあるので、早めの対策が必要です。

万病を引き起こす原因になる

血液の循環が悪くなって体が冷えると、全細胞臓器の代謝が悪くなり、酸素や栄養素が行き渡らなくなります。そうなると、生活習慣病などのさまざまな病気に発展しやすくなります。ガンや心臓病などの深刻な病気に繋がることも少なくありません。

「冷えはいつものことだから」などと油断せず、症状が重くなる前に対処しましょう。

体が冷えるときの対策法

体の冷えを改善するには、悪い習慣を改善し、良い習慣を継続する必要があります。ここでは、冷えの改善に効果的な対策法や生活習慣を解説します。

下半身を鍛える

スクワット

人間の筋肉の70%は下半身に集中しています。下半身の筋肉を鍛えるには、ウォーキングやスクワットが効果的です。毎日の生活の中で歩く時間を増やしたり、テレビを見ながらスクワットしたり、適度な運動を取り入れましょう。 また、ストレッチをして筋肉をほぐすことによって、血流改善効果を見込めます。ハードな運動は必要ないので、空き時間に軽く運動する習慣を身につけましょう。

体を温める食事をとる

生姜

体を温める食事や発汗作用のある食事を摂取することも、冷えには効果的です。体を温める食材には、納豆、ヨーグルト、生姜、ネギ、ニンニクなどがあります。これらの食材を毎日摂取することが難しい場合は、サプリメントで補うことをおすすめします。

ほうじ茶や紅茶、ウーロン茶など、体を温める飲み物も積極的に摂取しましょう。

お風呂につかる

お風呂

シャワーだけでは、体を部分的に温めることしかできません。また、半身浴だと体を温める効果が半減してしまいます。

毎日のバスタイムでは、しっかり肩まで浸かる全身浴をしましょう。40度を超える熱い湯船は、体温を急激に上昇させる効果はあっても体温が下がりやすいため、40度前後のお湯でゆっくり全身浴をする方法が効果的です。ぬるま湯に10分ほど浸かることで、自律神経のバランスが整えられ、体も温まります。 服装や空調にも注意が必要です。体感温度に合った服装や室温を心がけないと、冷えを招いてしまいます。夏場は冷房や扇風機の風にあたりすぎず、定期的に外の空気を取り入れましょう。

まとめ

体の冷えを改善するには、悪い習慣を改善し、体が温まる生活習慣を身につける必要があります。今回紹介した冷え性対策は、どれも簡単にできる方法ばかりです。さっそく今日から実践してみましょう。

     
記事監修

イシハラクリニック副院長 医師 石原 新菜(イシハラ ニイナ)


医学生時代に父の石原結實とともにメキシコ、ミュンヘン、イギリスを視察し、自然医学の基礎を養う。
現在は、クリニックでの診療の傍ら、執筆活動、講演なども行う。「ホンマでっか!?TV」「ヒルナンデス!」など人気テレビ番組にも多数出演。 著書に13万部を超えるベストセラーとなった「病気にならない蒸しショウガ健康法」(アスコム)他、約40冊がある。

石原新菜 オフィシャルサイト

SHARE